とある日の貸し切りライブ
 
 La stanzaの定休日は、日曜です。
 でも、「ねーねー、イベント日曜にやっていい?」という話は、歓迎だったりします。そんな風にして行われた、とある日の貸し切りライブの話。
 
 店の常連さんが去年の今頃こんなことを言いました。
「女の子ばっかりのバンドで、雛祭りのイベントをやりたい。店使わせてくれる?」
 もちろん、二つ返事でOK。それから壱年の準備期間を経て、実現しました。
 
 狙ったのは、企画者曰く「大人の学芸会」—学芸会なので、みんなで愉しくできることが第一の目標。あつまったバンドのメンバーと何回かの練習をして、本番に臨みます。
 ステージは、漫才あり、小芝居あり、歌あり、踊りありと盛りだくさん。当初描いていた「大人の学芸会」って、ああ、こういう意味だったのねと納得の内容。
 
 そして、当日間近になって決まったびっくりゲスト。正体を明かしていいのかどうかわからないので、ここでは伏せますが、圧巻の演奏を聴かせてくれました。口コミだけで宣伝らしい宣伝はしなかったのに、熱気が充満するほどの観客を前に、「これぞプロ」というすばらしい音楽。
 
 いやね、楽器を持ってステージにたった瞬間に、まるでスポットライトを浴びているかのように輝くんです。ああ、これが、本物のオーラってやつだなって感心しきり。
 
 素敵なイベントをどうもありがとう。
 ぜひ、また、お会いしたいです。
 
 p.s. 写真は特別メニュー、ひょうたん島ライスの残骸。
ひょうたん島はどこへ行く
2008年3月19日水曜日