667(2005/07/31)
●実
大地が育んだ果実は甘美で魅惑的だ。
僕を、エデンへと誘う。
割り込まれた7月が終わる日に、無期限のクーポンがカタチになる。

666(2005/07/30)
●青
深い青で描いた絵は、実は誰のものでもない。
強いて言えば、それは、世界のものだ。
その絵を、単なる絵ではなくするために日々を費やすのが、
きっと、いきるということなのだろう。

665(2005/07/29)
●苦言
相変わらず、辛辣である。
「そういうところ、よく理解できていなかった」
ま、そうだろうな。
きっと、いまだって、まだ、そうだ。
哲学者や科学者の思考形態は、感情に支配された生き物には理解不能なんだよ。

664(2005/07/28)
●65
生まれてから何回誕生日を祝ってもらったのか。
2回に1回くらいは祝えてもらえてるのかな。
なんでもいいや。
今日は、
すこぶる上機嫌だった。

663(2005/07/27)
●大丈夫
「大丈夫だから、心配しないで元気でいて」
そんなの。
言われれば言われるほど、元気じゃいられなくなるってば。
横たわる夜の闇が、苦い煙を吸い込んでいく。

662(2005/07/26)
●低い
なんだか、例によって、低い。
気圧の影響を受ける体質を、本気でなんとかしたいが、
きっと、これは一生直らない。
僕だけ低い分にはまだ良いんだが。

661(2005/07/25)
●遊ぼうよ
Amazonから届いた。
すげ。
かっちょいい。
12号室に泣きそうになる。

660(2005/07/24)
●判明
不明だったコードがDm7-5だったと判明。
ちょっと、これ、いい感じ。
Dm7からの進行が、ブルーだね。

659(2005/07/23)
●逃避
ダメ。
全然、ダメ。
こんな日は、寝逃げだ。
しょうがない。
そういうことも、ある。

658(2005/07/22)
●根底
こんな風に「望まれる」のは、正直荷が重い。
でも、同時に嬉しくもある。
「また、一緒にやろーぜ」
そんな台詞を噛み締めながら、ラーメンを食う。

657(2005/07/21)
●泥
どっちかというと、泥を被るのは嫌いだ。
なのに、なんかしらんがそういう役回りだったりする。
だいぶ慣れて来たから、いいといえばいいんだが。

656(2005/07/20)
●公平
公平でありたい。
公正でなくてもいいから。

655(2005/07/19)
●狭間
いわゆる、板挟みって奴か?
双方の気持ちがわかるだけに、弱ってしまうよ。
でも。
そこで伝家の宝刀を抜いて、大岡裁きしてしまうところが。

654(2005/07/18)
●非情
昔からそうだった。
感情と理性が完全に分離している。
その間のギャップがどれだけ己を苦しめているか。
わかっているようなわかっていないような。
その両者を一致させていていい「場所」は、何処なんだ?

653(2005/07/17)
●プロローグ
いつも、こんな風に始まる。
怖れ、おののき、尻込み。
解決できる問題、いや、そもそも問題ですらないのに。
壁なんて、元々ないんだって思えれば、世界は平坦なのに。

652(2005/07/16)
●雷鳴
夕方から様子がおかしい空が、盛大に苦痛を訴えている。
まったく、人の気も知らないで、暢気なもんだよ。
最高に実際的な自分を恨めしく思うのは、決まって、こんな日だ。
それでも歌を歌っているんだから、まるでマリウスのよう。

651(2005/07/15)
●風の行方
なんだか、不穏だ。
少し湿っぽくて、半分くらいの月をぼんやりと覆っている。
この月を見上げていてくれればいいのだけれど。
こんな風に朝を待つのは、できればしたくない経験だよ。

650(2005/07/14)
●茶番
なんだってこんな茶番に付き合ってるんだ。
まあ、気持ちはわかるよ。
切羽詰まってるのもわかる。
だからってさ?
頼むから、一人で歩いてくれ。

649(2005/07/13)
●ことばのチカラ
ことばを大切にする人が好き。
と、同時に、ことばの無力さを知っている人が好き。
ことばでは伝わらない熱を、この上なく愛おしく思う。

648(2005/07/12)
●合鍵
いままで、作ったことがなかった。
いや、作ってあったんだけれど、誰にも渡してなかった。
その鍵で開けられるから、心の準備ができたら開けてご覧。
開けられるのは、「パンドラの箱」。

647(2005/07/11)
●海賊船長
うーむ。
そんなに似てるかなー、ジョニー・デップ。
でもなー、あの写真だけであれだけのひとに似てると言われるんだから。
なんだか、良くわからないけれど。

646(2005/07/10)
●不完全
こんなにも、こんなにも。
ことごとく不完全で、満たされようがない。
それでも、明日はやって来る。
否応無しに。

645(2005/07/09)
●キセキ
どんどん。
途方もなかった距離が縮まっていく。
後に連綿と続く真っ白なコウセキを残して。

644(2005/07/08)
●女の子
まったく、女の子だ。
まさに、恋する乙女状態。
それも、一つのカタチなんだろうけれど。

643(2005/07/07)
●SonicPlanet
久しぶりに聞いた声。
飄々として、落ち着いていて、柔らかくて。
音のある星に生まれてよかった。

642(2005/07/06)
●意外
うーん、なかなか見つからないものだ。
見つかっても所蔵館が違かったりして。
読みたかったのにな、もう一度。

641(2005/07/05)
●呼ぶ
何度も、何度も、何度も。
そうやって、一体、なにを振り払おうとしたのか。
光を当てない方がいい真相もあるのだろう。
でも、許されるなら、全てを知りたい。
何を知っても、僕は、ここにいる。

640(2005/07/04)
●トーン
澄んで響くような波紋。
ゆっくり、じんわりと、隅々まで広がっていく。
そんな風に寄り添えたらいいのだろうけれど。
ネゴシエーションが結構大変なんだ。

639(2005/07/03)
●遠い
「今日は聖夏ちゃんの誕生日なんだよ」
そういってはにかむ。
ちょっと遅いけれど電話してみたらしい。
果たして喜んでもらえたのかな。

638(2005/07/02)
●貯金箱
なんとなく、貯金箱がブーム。
真面目に検討してみようと思う。
喜多君、連絡取れるといいなー。

637(2005/07/01)
●愛知
そういえば、こんな字で書くんだね。
すごい地名だ。
また、会いにいけるかな、ナナちゃんに。

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