728(2005/09/30)
●距離
一段あけてエスカレータに立つ。
それが、今の僕らの距離なんだろう。
いいのかどうかはわからないけれど、
そういう距離が穏やかにする部分もあると思いたい。

727(2005/09/29)
●忘れ物
頼まれてたのにな。
モンブラン。
ごめんね、ママ。

726(2005/09/28)
●ブーム
すっかり、麻雀ブームである。
しかし、悠が字一色をテンパるとは。
が、煽られて、オープンにしてしまうなんて、あはは、やっぱり子供。

725(2005/09/27)
●覚える
どうも、覚えるのって、苦手。
面白いと思うことですら、「書いておけばいいじゃん」。
Googleがもてはやされるわけ、だ。

724(2005/09/26)
●緑一色
一番好きな役満はと聞かれたら、迷わず、答える。
緑一色。
ああ、惜しかったなぁ。

723(2005/09/25)
●生業
ああ、本当に、楽しいことだけして暮らせればいいのに。
ヒバリのように歌を歌って暮らせたら。

722(2005/09/24)
●善意
「悪いことは言わないから」
「お前のためを思って言ってるんだ」
「冷静に考えてみろよ」
もういい、沢山だよ。
僕は、僕の感じることしか、感じないんだよ。

721(2005/09/23)
●そろそろ
用意しなくちゃいけないんだけれど、
なーんも考えてない。
どーしよっかなー。

720(2005/09/22)
●ガキ
子供は好きなんだけれど、ガキは好かんのだよね、僕。
ま、それも、受け入れざるを得ない現実なんだけれど。

719(2005/09/21)
●free
Free your mind.
Fear leads you into the dark side.

718(2005/09/20)
●風邪
少し前から風邪っぽかったんだが、
どうやら本格的に風邪を引いたみたいだ。
咳が出て仕方がない。
痰って顆粒の風邪薬みたいな味だと思ったよ。

717(2005/09/19)
●151 PROOF
やけるくらいあついから、
ほんのひとくちふくむだけでもいい
でも、もし、きにいったのなら、
いっぽんまるごとそそぎこんであげる
75.5度の、このラテンの酒を。

716(2005/09/18)
●中秋
燦々と静かにその光が降り注ぐので
わたくしの頬にも光る雫が伝っていったのです
それは
まるで過ぎ行く夏を惜しむかのように
ゆっくりと鋭角をなす顔の最下部に向かって
流れ落ちていってしまったのです

715(2005/09/17)
●ハルマキ
好きな食べ物はと聞かれたら、迷わず、これをあげる。
一週間食べ続けられる、は、大げさだけど。
欠かせないのは、筍。

714(2005/09/16)
●最後の日
「僕の年」が今日で終わるのかと思うと、なんだかちょっと寂しい。
来て欲しい時は、来てしまうと過ぎてしまうわけで、
来て欲しくないという想いもあったりする。
今日という日は、来て欲しかった日だけれど、
実際に来たのがどんな日だったのか、考えながら眠ろう。
多大なる感謝を胸に抱きながら。

713(2005/09/15)
●チャンネル
それぞれ、いろいろなチャンネルを持っていると思う。
どのチャンネルも、全ての人に対して解放するわけじゃない。
でも、出会う人全てに、一つずつくらいは、
チャンネルを割り当てられると良いのに、と思う。

712(2005/09/14)
●安心
拠り所を他者に求めるのは、弱さだと思う。
でも、その弱さは、持っていていい弱さだ。
安らげる場所の一つくらい、あっても良いよね。
そこは、必ずしも、幸せだけで満たされているわけではないけれど。

711(2005/09/13)
●社交
徒に社交的になっていたりする自分に気づく時がある。
それは大抵すでに手遅れとも言うべき深刻な事態で、
改めて自分のラテン気質を恨めしく思いながら唇をかむのだ。
やっぱり、隠遁生活を送った方がいいのではないか、と、本気で思う。

710(2005/09/12)
●ハコ
タッパのあるハコは気持ちがいい。
やっぱり僕が舞台人だからだと思う。
手の届く感じの大きさで、やわらかな雰囲気。
あんなハコで、ステージに立ちたいよ。

709(2005/09/11)
●傘がない
世間では自民圧勝なんてニュースで画面が覆い尽くされているけれど。
何年だか前に、ツインタワーに飛行機が突っ込んだテロ事件もあったけれど。
僕にとっての問題は、そんなことよりずっと僕には重要だ。
井上陽水が聴こえるよ。

708(2005/09/10)
●溝
本当に、理解しあえないのかな。
許しあうことも、できないのかな。
受け入れられないって、そんな風なのかな。

707(2005/09/09)
●はなす
想いを、はなす。
怖れを、はなす。
怯えを、はなす。
己を、はなす。

706(2005/09/08)
●さよならから
ユーロスペースに映画を観に行った。
竹中直人、原田知世。
妄執とも言うべき純愛が、一つの命を救い、一つの命を奪う。
そこまで想ったなら、差し出すべきものは、もはや、命しか残らないはずだ。
僕にはとてもできない芸当だけれど、そんな僕にだって救いたい魂がある。

705(2005/09/07)
●解放
何かを頑なに守っても、手に入らないものだらけだ。
そんなことを考えながら過ごした時間が、僕に何を許したのだろう。
手に入れることの代償は、誰がどうやって払うことになるのだろう。
悪者になるのは、慣れている人の方がいい。

704(2005/09/06)
●Japanese horseradish
香港に行った時、現地のコンパニオンの娘達が寿司を良く食べると言っていた。
「え?生魚、食べられるの?」「うん、おいしいよね!」(字幕:戸田奈津子)
なんて言っていたんだが、でもね、と言う。
「でも?」「山葵はね、だめ」
ははーん。
ああいうツンと鼻にくる奴はさすがに慣れないと苦手だよね。
特に、新鮮なおろしたての山葵は、さ。

703(2005/09/05)
●ない
無くてもいいものが、手にした途端、無くてはならないものになったりする。
そんな風に手放せないものが増えていくのは、ある意味、不幸だ。
だって、僕の手は、二本しか無い。

702(2005/09/04)
●怖い
「正直でいてください」
「失うのは仕方ないよ」
「そんなもんだったってことだよ」
「それが縁だったってこと」
そんな怖いこと言わなくてもいいじゃない?

701(2005/09/03)
●呪縛
もう、過去のことなのだろう。
とはいえ、まだ、現在も続いていて、未来にも続くだろうことがある。
それを考えた時に、今日の時間がどんな意味を僕にもたらすのか、
どうも、今の僕には、良くわからないみたいだ。
喪失の不安は、暗黒面に繋がっている。

700(2005/09/02)
●対峙
本当に向き合わなくていけないことがなんなのか、
果たして僕はわかっているのだろうか。
僕を取り巻くさまざまなことどもと、
どうやって折り合いをつけていったらいいのか。
あまりにも、僕は、かけ離れすぎているのかもしれない。
そんな不安を、どうやって、払拭すればいいんだろう。

699(2005/09/01)
●二周
そんなわけで、二周年。
読み返すといろいろ発見があったりするんだが。
そうか、こんな風だったんだな。
転機、なのかもしれん。

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