759(2005/10/31)
●告白
いろいろと話したかったことを、やっとの思いで話した。
どんな風に受け止めたのかは、僕には良くわからなかったけれど、
でも、話せたことを前進だと思いたい。

758(2005/10/30)
●ダブル
逆転の可能性はあったんだけれどな。
ま、せっかくなので、乗ってやった。
結局、ダブルで負けちゃったけれど。
まるで悔しくないのはなんでだろう。

757(2005/10/29)
●補充
いろいろと足りなくて辛くなったりするのだけれど、
ちょっとした「思い切り」で、
ずばばばんと補充できてしまったりもする。
この距離が僕に与えてくれたものも、やっぱり、あるんだよ。

756(2005/10/28)
●ブラウマイスター
小売店で売るのは、実に久しぶりだ。
最初に飲んだのは、相模大塚の、メロンな彼女の家だったと思う。
その後、原宿のKirinCityで褒めまくって店長に奢ってもらった。
もう少しいろんな店で扱ってくれたらいいのになぁ。

755(2005/10/27)
●弾けない
自分で作った曲なのに。
弦が重いんだよね。
それだけじゃないんだけれど。
くやしくてくやしくて、言葉にできない(笑)

754(2005/10/26)
●文化
旋律にのったとき、言葉は、歌と呼ばれるようになるのです。
文字がなかった頃には、音でしかやり取りできなかった、言葉。
文字を手にして、人は、どんな形で発展したのでしょう。
言葉にしないことまで、読み取れる力は、衰えてませんか?

753(2005/10/25)
●記憶
瞬間が完全に保存されることはない。
でも、記憶の中に都合よく保存されることはある。
例えば、写真はそれを助けてくれる。
残したい記憶も、残したくない記憶も、写真に収めておけば、
いつか、穏やかに振り返ってみることも出来るだろう。

752(2005/10/24)
●糸
あまりにも細い糸で繋がっているんだろう。
しかも、それは大変目に見えにくいもので、
「ちゃんと繋がってるよ。大丈夫だよ」
そう、誰かに言ってもらっていないと不安なんだろう。
糸を繋ぐのは、相手じゃなくて自分なんだけれどな。

751(2005/10/23)
●恩赦
こういうのを、恩赦と呼ぶのではないかなー、と思った。
手放したくない絆が、相手にとってもそういう類いのものだったとしたら、
こんなに嬉しいことはないよね。
オーストラリアの、第三研究室の、あの日々が甦る。

750(2005/10/22)
●Return Of The Jedi
フォースのバランスが崩れるのは、運命だったんだ。
それが、愛故にというのが、とてもとてもやるせない。
それでも、時は進んでいる。
喜ぶべき結末への道は、ちゃんと用意されているよ。

749(2005/10/21)
●fragile
昔から発音が良くわからん。
ま、こわれもの、のことなんだけれど。
どう言えばちゃんとnativeに伝わるのか、わからないんだよね。
なんだか、佐野元春が聴こえそうな気がするよ。

748(2005/10/20)
●な
変な日本語が気になって仕方ない。
神経尖らせて否定的な負の感情を持つわけではない。
言葉という生き物のダイナミズムを感じてるのだ。
新しい言葉をどんどん生み出せばいいのに。
漢字も増やしてよければいいのにな。
西夏文字、書けたら素敵だろうな。

747(2005/10/19)
●コースター
Kirin Cityのコースターは、
無期限のサービス・クーポンなのです。
それを見つめながら、僕は彼女達のことを想っていたのです。
ねえ、今度、いつあえるだろうね?

746(2005/10/18)
●智慧
いつからか僕は、傷つくことも、傷つけられることも、
あまり躊躇わなくなっていた。
別に鈍感になったつもりもないけれど、
人からすればそうとも見えるんだろう。
ただ、赦しているだけなんだけれどな。
その方が、穏やかでいられるから。

745(2005/10/17)
●いえ
いえにもどりました。
そういうわけで、こういいます。
ただいま。

744(2005/10/16)
●うわべ
口ではなんとでも言える。
行動に移せない理由も、きっと、それなりにあるのだろう。
それでも。
一度しかない夜を、振ってまで出かける程の祭りなんて、
僕にはまるで想像がつかないよ。
寄り添うって、結局、そういうことなんじゃないのかな。

743(2005/10/15)
●柿の木
昔、とてもとても手が届かないと思っていた柿の木。
新しくなった家の裏に、植え替えられていた。
すごく久しぶりに見たその木は、
手を伸ばせば届く位の高さに実をつけていた。
もっと、地面の近くを生きよう。

742(2005/10/14)
●秋晴れ
このそらがあおいのは、
あなたのこころがあおざめているから
このそらがたかいのは、
あなたのこころがひとりさみしいから

741(2005/10/13)
●訃報
伯父が亡くなった。
子供の頃、大変可愛がってもらった人だ。
交通事故。
最近はかなり痴呆が進んでいて、徘徊癖もあったらしい。
「ちょっと危ないよね」
そんな話をしていたんだが、まさか、こんな形で本当になるとは。

740(2005/10/12)
●父
黒木瞳観たさに、涙そうそうなぞを観たんだが。
ちょっと、僕にとっては、ヘビーだったよ。
「最近、他の家とはちょっと違うって感じ始めたみたい」
そんな言葉が頭をよぎる。
それでも、幸せだと思えることを祈っているんだけれど。
僕に、何ができるんだろうか。

739(2005/10/11)
●重い
なんか知らんが。
左腕が重いのです。
ずーーーん、と。
ずーーーーーーーーーん、と。
原因不明。
難儀しております。
病院行けって?
うえーん。

738(2005/10/10)
●振り子
揺れて揺れて揺れて。
まるで、振り子みたい。

737(2005/10/09)
●届かない
地下にいると、届かないのでした。
ごめん。

736(2005/10/08)
●音叉
U字型ともいえるが、みようによっちゃ、Y字型だ。
440Hz、A。
どうして、この音を基準にしたんだろう。

735(2005/10/07)
●記憶
段ボール箱の下の方にしまわれていた記憶達が、
ついと僕の前に姿を現した。
それはすっかり埃臭くなっていたけれど、
まるで鮮烈で瑞々しく匂い立つようだったので、
僕は思わず眼を瞑ってしまった。

734(2005/10/06)
●似てる
「全然似てないと思ったら、
根本的なところですごく似た考え方をしているって感じる時もあって」
「考えていることを伝えようとすると、
溢れちゃって何をどう言っていいかわからなくて、
あんな風になっちゃったの」
まるで、僕みたいだなって思ったよ。

733(2005/10/05)
●きつい
そんな言い方、しなくたっていいじゃない。
わかってる、私だってわかってる。
考えてるよ、私だって。

きっと、そうなんだろうけれどね。

732(2005/10/04)
●おはなしになって
あいさつがわりにどなりましょう。
きっとそうしたらにげていきます。
ひきよせたければつぶやくのです。
きっとそうしたらよってくるから。
そうしてまあいをとればいいです。
どうぞおねがいおはなしになって。

731(2005/10/03)
●受信
アンテナが立ってない時には、受信できません。
電池が切れている時にも、受信できません。
ついでにいうと、送信中には受信できないタイプが多いです。
受信したかったら、受信履歴でも眺めてみましょうか、ね。

730(2005/10/02)
●どうして
どうして、限りがあるんだろう。
どうして、形があるんだろう。
どうして、影があるんだろう。
どうして、悲しみがあるんだろう。

729(2005/10/01)
●逢瀬
ようやく。
分ってはいたことだけれど、僕が分っているだけじゃダメなんだ。
彼女は楽しそうにしていた。
疲れているだろうに、一日中、楽しそうに遊んでいた。
高く高く揺れたブランコの向こうに見えていたのは、もうすっかり秋の空だった。
また、夏をあげられなかった。

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