1053(2006/08/31) comment
●あそぼ
あいたいとおもってるのに。
びょうきにでもならないと、
ひつようとされないのかな。
「こんど、いつあそべる?」
そうだね、いつあそぼうか。
1052(2006/08/30) comment
●俺達
「こればっかり練習してたんです」
そう言った彼にとってのあの曲は、
僕にとってのものとは、少し違うのかもしれない。
それでも、今日響いたのは、
紛れもなく、ThisCoverの音だった。
1051(2006/08/29) comment
●終わってない
夏休みが終わる。
そして、8月も、終わる。
例によって、終わるべきことが終わっていない。
ま、そんなもんだ。
1050(2006/08/28) comment
●夢と魔法の世界
そこへ続く扉は、あると思えばあるし、ないと思えばない。
開けられると思えば開いているし、
開けられないと思っても、実は、開いている。
1049(2006/08/27) comment
●100点
こんな言葉を目にした。
「表現は80%が絶対100点だ」
絶対、とまでいうつもりはないけれど、
100%ではいけないのは、なんとなく知っている。
あえて削ることで、より雄弁になるってことだ。
1047(2006/08/25) 1048(2006/08/26) comment
●哀切
あったはずのものが、今はない。
見えてたはずのものが、今はない。
何で満たせばいい?
目を閉じると、涙がこぼれてしまうの。
1047(2006/08/25) comment
●ばっちり
空けたい日取りが、どんぴしゃで空く。
いつもそうならいいのに、
そうならないこともままある。
よりによって、「30日はどう?」なんて。
1046(2006/08/24) comment
●凪の素
話せると、心の波が静まる。
聲が聴ければ、その方がもっといい。
ちょっとした待ち時間の間だけでもいいんだ。
もちろん、沢山だったらもっといいけど。
1045(2006/08/23) comment
●判明
彼女が店にしばらく顔を見せないのは、
彼氏と別れたからだったそうだ。
まあ、確かに来づらくもなるわな。
でも、だからって、自分の居心地のいい場所を手放すことはない。
1044(2006/08/22) comment
●休日
「こんな休日が、うれしいなあ」
穏やかに噛み締めるような言葉は、
その後ろにどんな色の想いを隠していたんだろう。
1043(2006/08/21) comment
●過剰
足りないと色々困るけれど、
過剰なのも困りもんだ。
無関係なところにまで飛び火して、
迷惑千万。
1042(2006/08/20) comment
●無理
切り捨てることができるものを、
愛してるなんて言えない。
1041(2006/08/19) comment
●不穏
ねえ
しばらく静かになるって
どういうことなの
こころが騒がしすぎるから
口を閉ざしてしまうの
1040(2006/08/18) comment
●山
懐かしい音たち。
山になって届いた。
埋まってしまった溝は、きれいに洗い流してあげよう。
1039(2006/08/17) comment
●二度と行けない
大好きなあの店がなくなっていた。
シェフのお委せピザも、
薄切りニンニクのペペロンチーノスープスパも、
もうあそこでは食べられないんだな。
1038(2006/08/16) comment
●散髪
伸びすぎた髪をあなたに切られたい
具合よろしく さっぱりと
愛されずとも憎まれぬ
そんな私になれたなら
並んでずっと歩きたい
1037(2006/08/15) comment
●やっぱりね
兄貴は、「雨」を選ぶと思ってた。
お袋は、「波動」だろうというのも。
麻里子はどっちかな。
1036(2006/08/14) comment
●とっておく
大の好物だから
好きな風景だから
楽しい日々だから
話したいことだろうから
1035(2006/08/13) comment
●うまく話せない
私話すのうまくないから
聞いてるほうも疲れちゃうでしょ
そうじゃないんだ、わかってるんだ
耳を塞いでいるからなんだと
1034(2006/08/12) comment
●それだけでいい
あなたがこの世界にいてよかった
それだけでいい
心底そう思える相手に出会えた
それだけでいい
1033(2006/08/11) comment
●前夜
いよいよ迫ったその日を前に
こゝろは蒼く震えてる
準備を整え
呼吸も整え
1032(2006/08/10) comment
●吐息
もうこんなに傍にいるよ
耳を澄ませば鼓動が聴こえてくる
頬に感じた風は
夜じゃなくてきみから吹いたんだ
1031(2006/08/09) comment
●月
ねえ、みえる?
あのまんまるな月が。
細くなったり丸くなったりを繰り返して、
いつも見下ろしてるんだよ。
雲に隠れてみえないときも、
月はこっちを見てるんだよ。
ずっと、まあるい顔をこっちに向けてるんだ。
月はいつも変わらないのに、
月の様子が時々で違ってみえるのは、
僕らがここにいるせいなんだよ。
1030(2006/08/08) comment
●不自然
器が壊れてしまわないように、
注いだら割れるようなものを注がないのと、
器から溢れてしまわないように、
注がれるものを遮断するのと、
どっちがより不自然なのかな。
1029(2006/08/07) comment
●フラクタル
150億年かかって辿り着いた瞬間は、
150億年の間に何度も現れたものなのかもしれない。
でも、それは、たった一度だけ起こることなんだ。
少なくとも「僕」にとっては。
1028(2006/08/06) comment
●三角形の秘密
そんな話をあの娘に聞かせて、
それで一体何が得られたんだい?
もし、少しでも平穏を手にしたのなら、
「良かったね」と微笑んであげよう。
1027(2006/08/05) comment
●そうぞう
ゆめかもしれない
でもそのゆめをみてるのは
ぼくひとりじゃない
だってきみがいるだろ
1026(2006/08/04) comment
●milestone
いつか、やってくると思っていた時。
それが、今日だった。
通ると思っていた場所は、
やっぱり、通ることになる。
1025(2006/08/03) comment
●終焉
彼らが創った音達は、
いまでも、いつまでも、
僕の身体に流れている。
1024(2006/08/02) comment
●もう、いい
おどけてくれて、よかったよ。
もう、いいよね。
これ以上、辛いことなんて、心に刻まなくていい。
もう、嫌な思い出なんか、増やさなくていいよ、ね。
1023(2006/08/01) comment
●とても一人じゃいられない
こんな河原の夕暮れ時に呼び出したりしてごめんごめん
もうちょっとだけ一緒にいよう帰りたいなんて言わないで
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