ギムレット

2006/06/02 written by satoo


誰のいたずらだか 知らないけれど

僕の往く道に 君がいた

青くうかぶ月を 見上げてひとり

タバコふかしたとき 僕に気づいた


同じ言葉を話すわけじゃない

同じ未来を見ているわけじゃない


この部屋で飲み干す酒が

僕の心の傷を洗う



何処へ向かってるか 知らないけれど

長い道程だと わかってる

星が見えない夜に 点した灯り

眩しすぎてつい 瞼を閉じる


いつも笑っていられるわけじゃない

いつも素直でいられるわけじゃない


この部屋で交わす言葉が

僕の心の闇を照らす